ねえねえ、このお皿ってママが作ったんでしょ? そうよー。たっくさん実験してそのカタチになったのよー。ふーん。たっくさん…。たっくさんって?そうよ~。ねえねえねえたっくさんってどんな実験やったの?さすが8歳にもなると興味津々だわね。レイちゃん… 体にやさしい竹のお皿を自分たちで作る!って決めた当初は(8年前)。ハンダゴテで焼き印を入れてみたり…さまざまなカタチのお皿を試作してみたりの日々。 やはり子供たちのものは、子供たちに使ってもらわないと!そうですねヤスヨさん!いざ実験!!はい!ではいろんなお皿で食べてみましょう!数分後。なんだろうこの温度差は…。 上手にできた子のお皿は深めでお皿のへりに沿って、スプーンですくって自分でうまく食べています。しかし、浅めのお皿の子は、お皿の外にこぼれてうまく食べることができません。実験の結果をもとにお皿の深さやカーブの角度を調整して、今ではファンファンのお皿の内側の角度は、R10(※カーブの度合いを示したもの)に合わせて作られています。しかも特許を取得しました!すくいやすい器です! へーじゃあさっ、じゃあさ~。ここにフチの色が変わっていてごげ茶色なのはなんでなのー?さて、なんででしょうか?かっこいいから?ブーー 実は…小さな子供の視力はまだまだ未発達で、0.7ほど!あんまりよく見えていないのだそうです。※個人差がありますが赤ちゃんの視力は、1歳では0.2~0.25で3歳で0.8と言われています。この黒い線には「ここがお皿のはじっこですよ」というガイドの役割があるんです!※FUNFAMのお皿でもキャラクター商品などは、そのデザインからラインの入っていない商品もございます。なので、自分の子が違う人に向かって、パパーとか間違えるのもよくある話なんですよね~!へーっ なるほど!うちの娘に限っては、断じて間違えるようなことはなかったよ… 実はこの竹皿の黒いラインは、箱根寄木細工の工芸品からヒントを得て実現したのです!人工的なカラーを入れずに、竹の薫蒸(くんじょう=いぶすこと)時間を調整して、自然の濃淡を出すという日本の伝統的な工芸的テクニックを現在風にアレンジしていく!これはデザインを担当する夫と私で考えたものです!これはグッドアイデアだわね~!コンセプトにバッチリ合うね! 更にもうひと工夫。お皿には食べ物のアイコンが描かれています。これはこどもがバランスよく食べるためだけでなく…この絵が見えたらママにおしえてくだちゃいね~①一生懸命食べる!②見つける③自分でできた!④ほめられた!!えらいわーよくできました!①にもどる …と、繰り返しているうちに無意識に脳が食べたものを「食べられる」とインプット。好き嫌いしている暇がないんです!食べることは楽しいこと。親子のコミュニケーションツールとしてお使い頂ける!わたしたちも幸せになります。ファンファンのミッションでもあります! ということで、わたしたちのお皿が出来上がりました。みなさん、本当にありがとうございます!では再び実験を。 今回は年齢幅を広げての実験です。では、さっそくってちょっと。かして、かして ヤスヨさんっ。お皿のうしろに溝をいれましょ。そうすれば安定して、反り返りもなくなるし!本当にいろんな事があったわねぇ。寝る子は育つ!竹のようにスクスクと。つづく!