ファンファンができるまで〜第二章〜
2010.12.17 竹取物語vol.08
ノミの刃を壊すほどの竹の固さ
前回の続き
ファンファンを開発する時、従来の木材木地から食器を作る生産手法でファンファンの竹食器を作ろうとした開発陣。。。。
ところがいざ製品を作ってみると大失敗高速回転の旋盤に竹材をセットして刃を当ててみました。
結果まったく設計寸法通りに行かない、細かな調整がまったくできない、できた食器の表面はでこぼこだらけ、「ノミ」の刃が割れたり、木地が割れてしまったりと散々な結果に終わってしまいました。
原因はやはり、竹の「硬さ」職人さんも竹は硬いのは知っていましたが、まさかこんなに硬いとは。。。。
木材用の刃ではなんともならなかったのです。。。。しまいには職人さんの「ノミ」を押さえ込む手の力が耐えられない。。。
最初から大きな壁に当たりました。。。。
(第三章に続く)
屋田高路ファンファンlabo主席研究員